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有田で新しいプロジェクトが始まり、その概要を知るための視察。有田での磁器作りに使用される多くは熊本県天草で採石される天草陶石が中心になっており、入荷した陶石を選別、洗い、磨きを繰り返し粉砕しその後にさらに不純物を取り除く工程を経て陶土なる工程は想像していたよりも手間暇のかかる作業。最後に卸先の希望硬さに調整し出荷となる円形の粘土状のものは、これから磁器へと変わっていく工程の始まりなのだと思うと器作りも奥が深く歴史を感じました。

その後に佐賀県窯業技術センターへ向かい、釉薬のカラーサンプル見本を拝見しましたが、とてもわかりやく識別がされており窯との共通認識として使用するのにとてもいいツール。これから始まる物づくりプロジェクトにも活用できそうでした。来年の春以降にお披露目となるため年内に方向性をまとめ進んでいければと思います。